車を運転する上で一番気になるのは交通事故です。毎年警視庁が発表する都道府県別交通事故件数の推移では、平成16年に652,720件あった事故数が、平成25年には629,033件と4割近く減少しているようです。平成25年の自動車免許保有者数81,860,012人から計算すると約0.8%の割合で事故に遭遇すると言えます。逆に言い換えると、99.2%の割合で事故にあう可能性があることになります。さらに、警視庁のデータにある自動車免許保有者数はペーパードライバーも含まれているため、実際に運転をしている人の割合で計算するともっと確率は上がってしまうでしょう。事故件数は減り続けているとはいえ、もし運転する機会があるのなら事故は防ぎたいものですが、万が一事故を起こしてしまった時のための備えは必要です。そのために対人賠償責任保険、自損事故保険、搭乗者傷害保険などを含む任意保険に加入しておくのが良いでしょう。最近では自家用車を持たない人のための一日自動車保険というサービスもありますので上手に使い分けましょう。有効な運転免許証を持っているにもかかわらず普段運転をしない人の事をペーパードライバーと呼びますが、やはり普段から運転に慣れていないと事故率は上がってしますようです。マイナビが調査したデータによると、ペーパードライバーの37.6%が自家用車を持たないという数値がでています。これはすなわち車が必要になった際には車を借りて運転する、もしくは運転する必要がある状況に迫られた場合のみ運転するという事になります。これでは通常運転している人に比べて事故を起こす可能性は大きくなるのも当然です。ですからペーパードライバーの方ほど、車を利用する際には保険に加入することをおすすめします。短期間の運転の場合は一日自動車保険のサービスが各保険会社から出されていますので補償内容を比較してみましょう。一日自動車保険のほとんどがコンビニやスマホから加入でき、手続きを負担に感じずに済ませることができます。出かける前に指名、生年月日、免許証番号等の情報を登録しておけば、一日自動車保険の利用申し込みがとてもスムーズになります。平成25年の事故件数が629,033件に減少しているとはいえ、被害者と加害者に分けて考えれば単純に2倍の数の人が1年で事故に合っていることになります。自分を守るためにも、また無駄な保険に加入しないためにも、普段自動車の運転をしていないペーパードライバーの方は一日自動車保険の加入を一度検討してみると良いでしょう。